JR四国・高松駅構内にある「めりけんや連絡船うどん店」が、2021年11月30日(火)をもって閉店します。「連絡船うどん」は2023年度に開業を予定する高松駅ビル(仮称)の開発工事に伴い、駅構内での約17年の歴史に幕を閉じます。営業最終日には、高松駅長から従業員への花束贈呈セレモニーが予定されています。
「連絡船うどん」は、瀬戸大橋が開通する1988年(昭和63年)まで運航されていた、香川県・高松港と岡山県・宇野港を結ぶ「宇高連絡船」内の甲板で親しまれてきたうどんです。
連絡船の運航終了後、船内で販売されていたうどんの味を「高松駅弁」が再現し2004年に高松駅構内でオープン。その後、業績悪化に伴い2014年から、「めりけんや」が運営してきました。店舗は寝台列車・特急サンライズ瀬戸の到着に合わせて7時20分から開店し、降り立った乗客の最初の一杯としても喜ばれていました。