大井川鐵道は2022年12月16日(金)から、「SL急行かわね路号」を、約13か月ぶりに運転再開します。牽引する蒸気機関車は大鐡の営業用SLでは最も古い「C10 8」です。「SL急行かわね路号」は車両整備のため、2021年11月23日の運転を最後に運休していました。
また、災害の影響で現在折り返し運転を行っている家山駅には転車台がないため、新金谷駅へ向かう上りのSL急行列車の一部は、機関車の後ろ側を先頭にして走行します。2011年に新金谷駅に転車台が設置されてからは、イベントなど以外では実施されていなかった「バック運転」が、定期列車としては約11年ぶりに復活します。
「SL急行かわね路号」の乗車料金は大人1,690円、小人850円(運賃・急行料金含む)。運行区間・時刻は以下の通りです。
■【SL急行 かわね路1号】
新金谷 11:52 発 - 家山 12:20 着 (千頭行き全席指定急行バスへ連絡)
■【SL急行 かわね路2号】 家山 12:52 発 - 新金谷 13:19 着
なお、現在、列車の運転を見合わせている家山〜千頭間。奥大井・井川線方面への観光客向けに、家山駅で「SL急行かわね路1号」と接続する代行急行バス「かわね路リレー号」を運転。SL急行かわね路1号の乗車客専用で、完全予約制にて受け付けます。