本物の車両部品をアップサイクルした「京成電鉄3400形トレインルーム」
京成ホテルミラマーレ(千葉市中央区)は、2023年10月1日(日)から「本物の運転台でシミュレーター体験！京成電鉄3400形トレインルーム」1室の予約受付を開始します。宿泊開始期間は10月16日(月)からです。
これまで第1弾として、4月から駅看板やシミュレータを設置したコンセプトルームの提供を開始。今回第2弾として、7月15日よりクラウドファンディングでプロジェクトの支援を募り完成しました。目玉となる本物の運転台を利用した運転シミュレータは、ホテル史上日本初とのことです。
コンセプトルームは、営業運転を終了した京成電鉄2400形3418編成(一部3438編成)の部品を再利用し、本物の運転台や計器類、表示灯類、車掌スイッチ、車掌台などに触れながら運転シミュレーター体験ができるもの。シミュレータはマスコンや計器類等が連動するほか、実際の映像や音が流れます。さらに京成上野～京成高砂のほか、全4区間を、3つの難易度、最大5種別で体験可能です。また鉄道タレント響丈さん、豊岡真澄さんによる運転士＆車掌ボイスも収録しています。このほか乗務員室扉や前照灯を用いた正面イメージなど3400系に関わる展示品も多く設置しています。
京成3400形3418編成 2023年03月18日撮影
客室は42平方メートルで、メインベッド2台のほかエキストラベッドを1台利用し、大人3名と未就学児の添い寝2名まで対応。料金は1室2名朝食付きで56,000円から。宿泊特典としてオリジナルノベルティや子ども用京成電鉄制服の貸出があります。
客室・特典イメージ
