福岡市地下鉄 新型車両「4000系」イメージ
福岡市地下鉄は、地下鉄空港線・箱崎線に新型車両4000系電車を導入すると発表しました。2024年秋頃に第1編成の運用開始を予定しており、順次、現行の1000N系電車を置き換えるとみられます。
4000系は、全6両18編成(計108両)を導入予定。車体デザインは、これまでの車両を継承したブルーのラインとあわせて、広く澄んだ青空をイメージしたというスカイブルーを新たに車体中央に採用します。6号車車内に、子ども連れやベビーカー、車いす利用者のほか、大きな荷物を持つ利用者向けの、フリースペースを設置。各号車に4台の車内防犯カメラを搭載し、乗務員や交通局の職員がリアルタイムで遠隔監視できます。
福岡市地下鉄 新型車両「4000系」車内イメージ
フリースペース(6号車：福岡空港寄先頭車) イメージ
また、既存車両で使用している誘導モーターよりもさらに高効率な「同期リラクタンスモーター」を採用し、使用電力量を現行より約20%低減できるとしています。なお、「同期リラクタンスモーター」は、営業列車としての本格導入は世界初となります。
同期リラクタンスモーター イメージ
