しなの鉄道は2018年3月22日(木)、台湾鉄路管理局と友好協定を締結し、同時にしなの鉄道と台湾鉄路管理局の双方に「田中駅」があることから、両駅間で姉妹駅協定を締結すると発表しました。
今回の締結は、しなの鉄道が沿線人口の減少等で、取り巻く環境が厳しくなる中、インバウンド誘致を一つの重要な利用者増加策と位置付けていることや、2016年の長野県の外国人延宿泊者数のうち、全体の約30%が台湾からの旅行者であったことなどから、実施されるものです。
友好協定は、相互送客や鉄道技術の交流等により連携・協力を促進することを目的に、姉妹駅協定はさまざまな交流を図り、友好関係と相互理解を深めることを目的としています。
締結式は、3月26日(月)の11時から、台湾鉄路管理局の田中駅で開催されます。今後は、しなの鉄道田中駅への提携記念駅名標の設置や、企画乗車券の相互無償交換などが行われる予定です。