相鉄、2017年10月に発生した列車からの発煙について原因を公表

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発煙事象の概要

©相模鉄道

相模鉄道は、2018年4月4日(水)に、2017年10月に発生した走行中の列車からの発煙トラブルについて、原因が判明したとして内容を公表しました。

このトラブルは、2017年10月23日(月)の5時28分頃、二俣川駅付近を走行していた湘南台発横浜行きの各駅停車の横浜寄りから2両目の車両から発煙が発生し、車内に煙が充満したものです。この影響により、全線で停電となり、上下合わせて149本が運休、77,600人に影響が出ました。

相鉄では、各メーカーや鉄道総合技術研究所の協力を得ながら原因調査を実施し、車両のパンタグラフ付近で発生した放電により、屋根上に大きな損傷が生じて発煙が発生したとしています。放電の原因は、車両の集電装置と避雷器を結ぶ電線から漏れた電流が、集電装置の取り付け部の放電現象を誘発したと推定、この放電により、屋根に穴が開くほどの損傷が発生し、煙が車内に充満したとしています。

相鉄は対策として、該当の電線および集電装置付近の絶縁材について点検強化を行い、必要に応じて、交換や補修を実施するほか、定期的に交換を行うこととしています。詳しくは、相鉄のウェブサイトを参照ください。

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