JR貨物、2018年6月の輸送動向を公表 大阪北部地震と豪雨で減少

ニュース画像:JR貨物 イメージ - 「JR貨物、2018年6月の輸送動向を公表 大阪北部地震と豪雨で減少」
JR貨物 イメージ

©JR貨物

JR貨物は2018年7月18日(水)に、2018年6月期の輸送動向について公表しました。2017年度は高速貨物の運休は60本でしたが、2018年度は、6月18日(月)に発生した大阪府北部を震源とする地震や、下旬に発生した広島地区での大雨の影響などにより高速貨物が219本運休となっています。これに伴い、公表された資料によると、コンテナ・車扱の合計は、前年比94.9パーセントと減少しています。

コンテナ輸送は、災害の影響により、ほぼすべての品目が前年を下回り、全体では前年比96.6パーセントでした。特に紙・パルプは印刷紙等の販売不振に伴い、各地に出荷調整が行われたことや、食料工業品では清涼飲料水の出荷が全国的に落ち込んだことが影響しています。ただし、積合わせ貨物に関しては、関西~東北地区間での鉄道シフトが順調に進んだことから、前年比100.9パーセントと微増しました。

車扱貨物は、石油が6月上旬に価格が下落したことに伴い買い控え傾向となり、低調に推移したほか、セメントや石炭工場の定期修繕の影響より、前年を大きく下回り、前年比90.4パーセントと、大幅減少しています。

各品目の輸送実績など、詳しくは、JR貨物のウェブサイトを参照ください。

期日: 2018/06/01 〜 2018/06/30

関連記事

もっと、詳しく見る!

ニュースURL

関連ジャンルニュース

このニュースの関連ジャンルのニュースを紹介しています。