東海道新幹線、車内の安全確保に向け防護盾などを搭載へ

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JR東海は、東海道新幹線車内の安全確保に向けたさらなる取組みの一環として、2018年8月から順次、車内搭載品を追加すると発表しました。

追加される搭載品は、医療器具類と防護装備です。これまでも医療機器類はパルスオキシメーター、汎用聴診器、手動血圧計を搭載していましたが、新たに三角巾、止血パッド、ゴム手袋、油紙を追加するとともに、搭載箇所を1編成1カ所から、3カ所に増やします。また、車掌長が乗務鞄に携帯していた応急セットを1編成に3カ所に搭載します。

防護装備は、乗務員用として、防護盾、耐刃手袋、耐刃ベストを搭載するほか、警備員用として刺又を搭載します。搭載箇所は、車内の複数箇所とされています。また、女性乗務員・パーサーに配付していた防犯スプレーを男性乗務員にも携帯させます。

なお、車内搭載品の増加に伴い、車内の業務用スペースを全体として拡充する必要があるため、N700系の3号車・15号車に、それぞれ2カ所設置している喫煙ルームのうち、1カ所を業務用室に改修して、搭載できるようにします。

そのほか、7月23日(月)から、乗務員、パーサー、指令員が使用するスマートフォンに、3名以上で同時に通話できるグループ通話システムが導入されました。これにより、迅速かつ的確な案内が可能となっています。

詳しくは、JR東海のウェブサイトを参照ください。

期日: 2018/07/23から

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