京都市交通局は、2018年8月2日(木)に、2017年度の決算概要を公表しました。
このうち、地下鉄事業を意味する高速鉄道事業の状況は、1日あたりの乗客数が、前年比2.1パーセント増となる8千人増加した38万7千人でした。
経常損益は、一般会計からの補助金8億円を含めた数値であるものの、3年連続の黒字となる2億円を達成しています。
しかしながら、依然、企業債権残高見込は3,629億円、累積資金不足は309億円にのぼっており、全国一厳しい経営状況であるとしてほか、今後10年間で、烏丸線の新造車両など、設備更新に700億円を超える多額な費用を要するなど、引き続き厳しい経営状況だとしています。
詳しい統計資料などについては、京都市交通局のウェブサイトを参照ください。