養老線沿線7市町でつくる養老鉄道活性化協議会は、2018年8月21日(火)、1963年から1970年製の現在の老朽化した車両を置き換えるため、中古の東急7700系を購入し、リニューアルを施し、2019年の2月から3月頃に養老鉄道へ投入すると発表しました。
対象となる東急7700系は、1963年から1966年製の古い車両ですが、車体以外の電装品については1987年から1991年に総取替済みで今後30年間は利用できる見込みです。また、車体もステンレス製のため、腐食がなく塗装費等の維持管理費の削減ができるとしています。
外観は、東急時代の赤帯、赤歌舞伎塗装ほか、緑帯、緑歌舞伎の車両も登場します。また、車内には、一部クロスシートをおよび車椅子スペースを設置し、サービス向上につなげます。
なお、養老鉄道では、3両編成を3本で計9両、2両編成を3本で計6両、計15両の東急7700系の導入により、約半数の車両が置き換わることになります。詳しい導入計画や改造内容については、養老鉄道活性化協議会のウェブサイトを参照ください。