小田急、3月16日にダイヤ改正 10両編成を増発 開成駅に急行停車

ニュース画像:新松田駅で種別変更 概要 - 「小田急、3月16日にダイヤ改正 10両編成を増発 開成駅に急行停車」
新松田駅で種別変更 概要

©小田急電鉄

小田急電鉄は2019年3月16日(土)にダイヤ改正を実施します。今回の改正は、代々木八幡駅と開成駅で、10両編成対応のホームが完成したことに伴う、輸送力の増強が大きな柱です。

代々木八幡駅では、新宿~代々木上原間で10両編成の各駅停車の運用を開始します。10両編成の列車は、平日が上下24本、土休日は上下18本で、新宿駅に編成の長い列車が乗り入れることになり、混雑の緩和が期待されます。

開成駅については、10両編成の列車が停車できるようになることから、急行停車駅となります。これに伴い、新宿~小田原間で運行している快速急行の一部が、新松田で種別変更を実施、新松田~小田原間は急行となり、開成駅に停車します。開成駅の停車本数は、これまで平日は156本だったのが126本増の282本に、休日は150本から108本増の258本になります。

また、小田急多摩センター8時10分発の新宿行きの列車を8両編成から10両編成に増結し、すべての通勤急行を10両編成に統一します。

そのほか、経堂駅は平日の下りの急行が通過する時間帯を18時台以降としていますが、通過時間帯を18時台から21時台までの間に短縮し、22時時以降の帰宅時間帯は各駅停車と接続することにより、千歳船橋駅、祖師ヶ谷大蔵駅への利便性を向上させます。

下北沢駅は、現行のダイヤでは始発から6時までと、0時10分以降の時間帯は、全列車が地下1階のホームに発着していますが、ダイヤ改正以降は使用ホームを統一、地下1階は上りホームが、新宿行きの各駅停車と、すべての千代田直通列車、下りホームが準急と各駅停車、地下2階は上りホームが新宿行きの快速急行、急行、通勤急行、下りホームが快速急行、急行になります。

特急ロマンスカーは、平日の22時以降に発車する「ホームウェイ号」の発車時刻を一部変更するほか、土休日の一部列車の始発駅と行先、停車駅を変更します。始発駅が変更となるのは、上りの「モーニングウェイ」が2本で、海老名7時1分発が本厚木始発に、秦野7時25分発が小田原始発に変更されます。また、新宿20時22分発の「ホームウェイ」は箱根湯本行きに変更されます。

停車駅の変更は上り2本で、小田原20時27分発新宿行きの「さがみ」は秦野、伊勢原、本厚木、町田、新百合ヶ丘と停車しましが、秦野、伊勢原、新百合ヶ丘は通過となります。

その代わり20分後に運転されていた箱根湯本20時30分発、小田原20時47発新宿行きの「はこね」は停車駅が加わり、秦野、伊勢原、新百合ヶ丘に追加停車し、小田原、秦野、伊勢原、海老名、町田、新百合ヶ丘に停まります。

東京メトロ千代田線直通列車は、同線の北綾瀬駅に10両編成の対応ホームが完成したことから、これまで綾瀬行きだった列車の一部が北綾瀬まで延長運転されます。

期日: 2019/03/16から

関連記事

もっと、詳しく見る!

ニュースURL

関連ジャンルニュース

このニュースの関連ジャンルのニュースを紹介しています。