JR西日本、国内初の「線路設備診断システム」を山陽新幹線に導入へ

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JR西日本が導入する「線路設備診断システム」

©JR西日本

JR西日本は2017年5月10日(水)、これまで係員が歩いて目視で行っていた検査を、画像処理やセンシング技術を活用して車両が走るだけで検査できる「設備診断システム」を山陽新幹線に試行導入すると発表しました。

システムは、軌道検査測定装置「V-cube」と継目板検査装置「FPIS」を搭載したイタリアのメルメック製の車両装置を動力車に連結し牽引、車上で「画像分析」と「要整備箇所の検知」を行うものです。軌道上でこうした分析や検知を行うシステムは国内初となります。同装置は1時間あたり50キロメートルの測定が可能です。

JR西日本では、4年から5年後の実用化に向けて、2017年9月から山陽新幹線でデータの取得を開始する予定で、北陸新幹線や在来線でも今後展開していくとしています。

■JR西日本 Youtube 「線路設備診断システム」検査風景

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