さよなら、500系新幹線 2027年めどに営業運転終了へ

ニュース画像:500系新幹線 2024年02月11日撮影 - 「さよなら、500系新幹線 2027年めどに営業運転終了へ」
500系新幹線 2024年02月11日撮影

©レイルラボ muku696さん

JR西日本は2024年7月24日、山陽新幹線で運行する500系新幹線について、2027年をめどに営業運転を終了することを発表しました。

500系新幹線は、1997年に東海道・山陽新幹線「のぞみ」として運用を開始、16両編成の計9編成(144両)が製造されました。当時の国内最高速度となる300㎞/hで営業運転を行い、新大阪~博多間を最速2時間17分で結びました。これまでにない長い前頭部や円形のフォルムは斬新かつ近未来的で人気を博し、1998年には第41回鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞。2010年にN700系が増備されてからは、東海道新幹線「のぞみ」としての運用が終了しました。

500系は2024年7月現在、8両編成の計6編成が在籍し「こだま」として運用するほか、「ハローキティ新幹線」として活躍しています。

ニュース画像 1枚目:500系新幹線 2024年03月04日撮影
500系新幹線 2024年03月04日撮影

©レイルラボ たごさくさん

JR西日本は、山陽新幹線の安全性・快適性の向上の取り組みとして、東海道・山陽新幹線のN700Sを2026年度から2028年度にかけて10編成投入します。これに伴い、従来まで「のぞみ」号として運用していたN700系16両編成を、8両編成化する改造工事を計10編成で実施。これにより、500系6編成のうち4編成は2026年度末までに引退し、残る2編成も2027年頃に営業運転終了を迎えることとなります。

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