川崎市、縦貫鉄道構想を「休止」から「廃止」へ 交通計画見直しで

ニュース画像:川崎縦貫高速鉄道線 路線計画図 - 「川崎市、縦貫鉄道構想を「休止」から「廃止」へ 交通計画見直しで」
川崎縦貫高速鉄道線 路線計画図

©川崎市

川崎市まちづくり局は2017年6月1日(木)、同市議会において、「川崎市総合都市交通計画」を見直し、2015年から休止していた川崎市の地下鉄構想「川崎縦貫鉄道計画」を廃止する考えを明らかにしました。

「川崎縦貫鉄道計画」は、武蔵小杉〜新百合ヶ丘間で計画されていた地下鉄構想です。川崎市を東西に横断し、小田急多摩線との相互直通運転や、第2期整備区間として川崎駅までの延伸なども計画されていました。

計画を廃止する方針は、「まちづくり委員会」第2回定例会提出予定議案の説明として明らかにされたのです。都市交通計画の全体については、鉄道ネットワーク形成事業の取組や、地域公共交通の施策展開の検討などを踏まえ、縦貫鉄道計画の廃止を前提に今後の方向性を明確化するとしています。

なお今回の報告では、混雑緩和を目的とした南武線の長編成化など、今後は、都市交通計画において輸送需要の調整に向けた取組を進めることなども説明されています。

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