長崎スマートカード、利用終了へ 鉄道事業者はnimoca導入

長崎電気軌道と松浦鉄道、長崎県内のバス事業者8社局で利用できるICカード乗車券「長崎スマートカード」は、2020年夏頃を目途にサービスを終了します。

「長崎スマートカード」は、2002年1月に導入し、新五島町以外の離島を除く長崎県内と、佐賀県西部地区で利用されています。ただし、運用システムが老朽化したこと、利用者の利便性向上や補助金制度の活用を考慮した結果、次期ICカードは別種類のカード導入を決定しました。

長崎電気軌道と松浦鉄道、バス事業者の西肥自動車、長崎県交通局、長崎県央バス、させぼバスの計6社は、交通系ICカード全国相互利用サービスに加盟する「nimoca」を導入します。導入時期は、2019年度末頃です。これに伴い、従来システムの「長崎スマートカード」発行、チャージは2020年春頃に終了、2020年夏頃を目途に利用を終了します。

「nimoca」導入により、「Suica」、「PASMO」、「Kitaca」、「manaca」、「TOICA」、「PiTaPa」、「ICOCA」、「はやかけん」、「SUGOCA」の計9種類のICカードも利用できるようになります。

なお、長崎自動車とさいかい交通は、2019年9月16日(月・祝)にTポイントと連携する「エヌタスTカード」を導入、島原鉄道のバス部門はICカードサービスから撤退する見通しです。

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