千葉モノレール、2018年度の輸送人員は前年度から約43万人増

千葉都市モノレールは2019年6月26日(水)、2018年度決算を発表しました。輸送人員は7年連続の増加となり、運輸収入も過去最高を記録しました。

2018年度の輸送人員は、前期と比べ102.33パーセント(%)、43万6,000人増の1,918万9,000人でした。増加した輸送人員の内訳は、定期外が4万1,000人、定期が39万4,000人です。

同社は、沿線人口の横ばい、微減傾向が続く中、輸送人員の増加要因に千葉駅のJR連絡通路開通による乗り換え利便性の向上、同駅直結の商業施設「ペリエ千葉」リニューアルオープンを挙げ、これまで利用しなかった層の潜在需要が掘り起こされていると分析しています。

また、定期輸送人員が若葉区内の1キロメートル圏内の宅地化も要因にあげています。特に千葉駅から近い、千葉みなと駅、市役所前駅、作草部駅、天台駅などと千葉駅間の相互間の利用者が増えています。

この結果、運輸収入は前期と比べ101.73%、5,7000万円増の33億6,000万円でした。運送費や案内宣伝費など営業費を加算した軌道事業の営業利益は6億8,654万3,000円、経常利益は7億1,462万3,000円、当期純利益は9億8,194万6,000円でした。

期日: 2018/04/01 〜 2019/03/31

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