JR東海は2019年10月17日(木)から当面の間、身延線の甲府~富士間で臨時列車による増発を実施します。増発は、台風19号による被災で中央線一部区間が運休となっていることから、東京〜甲府間の輸送を代替、輸送力を高めます。
朝の時間帯は、身延発静岡行き普通列車を甲府始発に変更、甲府〜身延間を臨時快速列車として運行するほか、甲府発富士行き直通列車が2本設定されます。
昼の時間帯は、甲府〜富士間を1回の乗り換えで利用できる富士〜鰍沢口間の列車が3本、夜の時間帯は、身延発甲府行き臨時列車が1本運行されます。なお、一部の列車は10月16日(水)からすでに運行が開始されています。
JR東海や国土交通省は、東京から三島駅まで東海道新幹線を利用し、身延線の臨時列車に乗り換えることで、東京〜甲府間における中央線からの代替利用を提案しています。
なお、中央線の高尾~大月間の運転再開は10月18日(金)の見込みですが、一部単線運転があるため、当分の間、1時間に1本程度の運転となり、全面運転再開は10月末頃の見込みです。