北陸新幹線、電源復旧に1・2週間 鉄道局は航空含む代替アクセス提案

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北陸新幹線 金沢・富山方面の代替輸送路

©国土交通省 鉄道局

国土交通省鉄道局は2019年10月16日(水)、金沢・富山方面へ向かう北陸新幹線の代替アクセスルート、現在の復旧状況について公表しています。

北陸新幹線は排水が終了し、10月15日(火)から調査を開始しており、電源装置の復旧には、概ね1週間から2週間程度かかる見込みです。さらに信号制御装置など、このほかの設備に不具合が認められた場合、設備の復旧までさらに時間を要します。

さらに、長野新幹線車両センターで車両が浸水しており、再開した場合でも運転本数はこれまでの5割から6割程度と想定され、完全復旧には時間を要します。

鉄道で東京方面と金沢、富山方面のアクセスは、東海道新幹線で米原駅を経由して特急しらさぎ、または京都駅を経由して特急サンダーバードを乗り継ぐルートに加え、上越新幹線で長岡駅を経由した後、上越妙高駅経由で特急しらゆきと北陸新幹線を乗り継ぐルートがあります。

上越新幹線と北陸新幹線の乗り継ぎでは、北越急行が10月16日(水)から10月20日(日)、越後湯沢駅~六日町駅間、犀潟駅~直江津駅間で直通延長運転を拡大しています。

えちごトキめき鉄道も迂回を提案しており、東京方面から上越新幹線を経由し、越後湯沢から直江津をほくほく線、さらに直江津から上越妙高、または糸魚川に向かい、それぞれ北陸新幹線で富山、金沢と結ぶことができます。なお、えちごトキめき鉄道の区間は、JRとは別料金が必要です。

鉄道以外に航空路線は、羽田/小松線が1日10往復、羽田/富山線が1日4往復で、飛行時間はいずれもおよそ1時間で結んでいます。

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