貨物鉄道博物館、日本最古級の鉄道貨車を収蔵 10月1日から公開

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日本最古級の鉄道貨車「テワ1009号鉄製有蓋貨車」

©貨物鉄道博物館

三重県いなべ市に所在し、三岐鉄道三岐線の丹生川駅が最寄りの「貨物鉄道博物館」は、2017年10月1日(日)から、日本最古級の鉄道貨車を公開します。

今回、展示に加わった貨車は、1900年に、JR関西本線の前身である関西鉄道の四日市工場で製造された関西鉄道「458」号貨車、のちの鉄道省「デワ1009」号鉄製有蓋貨車です。この貨車は、車輪やブレーキ装置を失っていますが、関東鉄道竜ケ崎線竜ケ崎車両区で、有蓋貨車の上まわりだけを倉庫として使われてきたものを、搬入しています。

なお、今回搬入された貨車は、貨物鉄道博館所蔵のものでは最古の鉄道貨車となりました。搬入時には、外国製の鋼材を使用したことを示す刻印が車体に刻まれていることが確認されています。今後、貨物鉄道博物館では、詳細調査や保存作業を進める予定としており、関西鉄道、龍崎鉄道、鹿島参宮鉄道時代の現役時代の写真の提供を呼びかけています。

詳しくは貨物鉄道博物館のウェブサイトを参照ください。

期日: 2017/10/01から

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