沖縄都市モノレールは2020年4月23日(木)、「中長期経営計画(2020年度~2024年度)」のサマリーを公表しました。2020年度から2040年度の設備投資計画が示され、この中で2024年度までは3両化加速化事業に集中投資することが明らかにされています。
ゆいレールでは、ピーク時間帯の⾞内混雑や那覇空港の利用増加を受け、編成車両数を現在の2両から3両に増結する計画が進められています。2023年度頃に3両化を実現する計画で、2024年度までは同事業の加速化に約282億円を投資します。
このほか、2024年度までは、ホーム・構内放送の多言語化、トイレの洋式化、ホームドア改修や固定スロープの設置などに投資、2020年3月から始まった全国共通ICカード導入に関する投資額も今回の中長期経営計画の中に盛り込まれています。
なお、ゆいレール開通30年を迎える2032年度から車両更新を開始、2040年までに約81億円を投資するビジョンも構想しています。