新幹線宅配便、JR九州と佐川急便が協業

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九州新幹線 イメージ(Tomo-Papaさん撮影)

©Tomo-Papaさん

JR九州と佐川急便は、九州新幹線を利用した宅配便の輸送について基本合意しました。今後、事業実施に向けた実証実験などを経て、本格的に新幹線を活用した貨客混載事業に取り組みます。

佐川急便は、九州地域内で集配効率を高めるため、列車による貨客混載事業の可能性を模索していました。JR九州も、九州新幹線車内の業務用室など余剰スペースを有効活用し、収入につなげることができると判断し、両社は協業に合意しました。

荷物の流れは、佐川急便の福岡営業所から博多駅構内へ車両で運び、新幹線の業務用室内に宅配便荷物を収納した専用ボックスを固定、鹿児島中央駅では鹿児島営業所がボックスを取り降ろし、営業所まで輸送します。鹿児島発の荷物の場合は、逆の流れで対応します。

佐川急便は北海道新幹線を利用し、新函館北斗〜新青森間で実証実験し、事業化に取り組んでいます。

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