JR北、2021年度事事業計画で青函トンネル260km運転を検討

ニュース画像:新函館北斗駅付近を走行するはやぶさ (中村 昌寛さん撮影) - 「JR北、2021年度事事業計画で青函トンネル260km運転を検討」
新函館北斗駅付近を走行するはやぶさ (中村 昌寛さん撮影)

©中村 昌寛さん

JR北海道は2021年4月2日(金)、2021年度の事事業計画を公表しました。この中で北海道新幹線の取り組みとして、青函トンネル区間の速度向上をあげ、最高時速260キロ(km/h)の営業運転に向けた検討を進めるとしています。今後、関係者と共に同方式での最高時速260km/hの営業運転に向けた検討を進めます。

事業計画では、2020年度の年末年始に実施した特定時期(ゴールデンウィーク、お盆、年末年始)の時間帯区分方式による最高時速210km/hの営業運転を継続して取り組みます。5月3日(月)から5月6日(木)までのゴールデンウィーク期間に実施予定で、東京〜新函館北斗間の最短所要時間は3分短縮され、3時間54分となります。

また、北海道新幹線の新函館北斗〜新青森間の収益確保について、開業5周年プロモーションを展開、「お先にトクだ値スペシャル」の設定や、東北デスティネーションキャンペーンと連携した施策を実施するなど、利用回復に努めます。

札幌延伸に向けても、新函館北斗〜札幌間の最高時速320km/h化の工事と札幌開業に伴う駅や新幹線高架橋、幹在乗換え跨線橋の詳細設計、輸送体系や業務運営体制の検討を引き続き行う方針です。

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