JR北海道は2021年9月15日(水)、2022年春に実施するダイヤ改正について発表、特急「おおぞら」を全てJR北海道キハ261系気動車へ置き換えます。この置き換えで、残るキハ283系気動車6編成が定期運用を終了します。
特急「おおぞら」が全てキハ261系へ置き換わることで、携帯電話充電コーナーの設置や車いすスペースの拡大など車内設備の向上が図られ、乗客の利便性が向上します。
定期運用から引退することになったキハ283系は、1997年に特急列車として運用を開始、63両が製造されました。JR北海道ではキハ281系気動車に続いて、自然振子式に空気圧などの制御装置を追加した「制御付き自然振り子式」を採用した車両です。最高速度は、キハ281系より15km/h(キロ)速い、145キロとなりました。