JR各社や大手私鉄などでは2022年3月12日(土)、春のダイヤ改正が例年通り実施されます。近年の鉄道業界を取り巻く環境は、人口減少等の問題、さらには昨今のコロナ禍も追い討ちをかけ、鉄道利用者が大きく減少しています。こうした影響から、昨年に引き続き、北海道では池田園、流山温泉、銚子口、石谷、本石倉、糸魚沢、歌内の7駅、東北でも平石、矢美津の2駅が廃止、また平津戸が通過駅扱いの休止となります。しかし、寂しいニュースばかりではありません。JR北海道では、約20年ぶりとなる新駅 ロイズタウンが、また、あいの風富山鉄道でも新富山口が開業します。春のダイヤ改正で動きのある駅・路線についてご紹介します。
■駅・路線の動き■
・札沼線「石狩太美」「石狩当別」駅、2022年改称 石狩が消える
・札沼線、ロイズ工場近くの新駅は「ロイズタウン」 2022年春開業
・JR北海道、函館線・花咲線・宗谷線の7駅廃止へ 2022年3月ダイヤ改正
・宗谷線「東風連駅」を移設、「名寄高校」駅へ改称 2022年春
・JR山田線「平津戸駅」、全列車通過へ 3/12ダイヤ改正以降
・JR東・北上線「平石駅」・「矢美津駅」廃止へ 2022年春のダイヤ改正
・あいの風とやま鉄道の新駅は「新富山口」 2022年3月開業
・長良川鉄道 越美南線「刃物会館前」駅名改称、「せきてらす前」に 3月12日
・あおなみ線「名古屋競馬場前駅」を「港北駅」へ改称 2022年春