JR西日本 芸備線 東城~備後落合間、運転再開は5月下旬頃 落石で脱線

JR西日本は、2023年3月23日に発生した列車の脱線事故により運転を見合わせている芸備線 東城~備後落合間について、5月下旬の運転再開を目指すことを発表しました。東城~備後落合間ではタクシーとバスによる代行輸送を実施しています。

この事故は、23日19時23分頃、備後八幡~内名間で発生。普通列車(1両)の運転士が、25km/hで運転中に斜面からの落石を認め、非常ブレーキを使用しましたが軌間内の落石に接触し、5m行き過ぎて停車。列車前方台車の1軸目と2軸目が軌間内に脱輪しました。乗客はおらず、運転士1名にも怪我はありませんでした。

現在、国の運輸安全委員会が調査を実施しているとのことで、同社も落石の原因や発生区間の斜面の調査を行い、原因の究明と、線路周辺の安全確保に努め、安全な運転再開に向けて取り組むとしています。

期日: 2023/03/23から

関連記事

もっと、詳しく見る!

ニュースURL

関連ジャンルニュース

このニュースの関連ジャンルのニュースを紹介しています。