JR東海は、2023年10月1日(日)を効力発生日とする株式分割の実施に伴い、株主優待割引券(株主優待券)の発行基準の変更と株主優待制度の拡充を行います。
今回の株式分割は、株式の投資単位当たりの金額を引き下げることで、より投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることを目的として実施するもの。9月30日(土)最終の株主名簿に記録された株主の所有普通株式1株につき5株の割合をもって分割します。
株式分割に伴い、会社法第184条第2項の規定に基づき、10月1日からJR東海定款第6条の発行可能株式総数を以下の通り変更します。
現行定款 | 変更案 |
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(発行可能株式総数) | (発行可能株式総数) |
第6条 本会社の発行可能株式総数は、8億2,400万株とする。 | 第6条 本会社の発行可能株式総数は、41億2,000万株とする。 |
また、株主優待券の発行基準を変更。株主優待券は、毎年3月31日の株主名簿に記録された株主に対し、その所有株式数に応じて、年1回発行しているものです。今回の発行基準の変更は、以下の通りです。
さらに、長期保有株主には、所有する株式数に応じて発行する株主優待券が、通常の発行枚数に加えて1枚追加されます。対象者は、毎年3月31日の最終の株主名簿に記録された、同社株式を1単元(100株)以上保有し、かつ、1単元を継続して3年以上保有している株主です。保有期間の判定は、2024年3月31日(日)から過去に遡って行われます。
JR東海の株主優待券は、1枚の優待券を運賃および料金の双方の割引に利用可能。1枚の優待券につき1割引です。なお、優待券は同時に2枚(2割引)まで利用できます。