JR東日本や東京モノレール、鹿島建設などは、浜松町駅に直結する「世界貿易センタービルディング」の建替えプロジェクトについて詳細を公表、2027年に一部開業を迎え、以降順次開業していく方針を明らかにしました。
2021年に先行開業した南館に加え、今回発表された本館・ターミナルには、日本初進出のラグジュアリーホテルである「ラッフルズ東京」が開業するほか、アトレが運営する商業施設やワールドメディカルセンター、カンファレンス、観光プレ体験施設といった国際性・観光機能の特色がある施設が整備される計画です。
同プロジェクトでは、浜松町駅との連結性についても熟慮され、ステーションコアと呼ばれる吹き抜け空間を整備。JR浜松町駅、モノレール浜松町駅、地下鉄大門駅に乗り入れる鉄道5路線のほか、バス・タクシー等の交通機関相互のアクセス性を大幅に向上させ、スムーズに乗り換えられるよう、分かりやすい空間構成を目指すとしています。
供用開始時期については、2027年の本館・ターミナルの開業以降、2029年度頃に全体の完成が見込まれています。