京成電鉄は2024年8月5日、新型車両「3200形」6両1編成が宗吾車両基地へ搬入されたことを発表しました。3200形は2025年冬に営業運転開始予定で、今後、営業運転に向けて各種試験などが進められます。
搬入されたのは、日本車輌製造製の3204編成で、北総鉄道の印旛車両基地まで輸送後、3000形による牽引回送にて宗吾車両基地へ搬入されています。
3200形は、同社5年ぶりとなる新型車両で「人や環境にやさしいフレキシブルな車両」がコンセプトです。編成車両数の変更が可能で、輸送需要に見合った効率的な走行エネルギーの使用により、環境負荷の低減が図られます。車両デザインには、京成車両の伝統である赤と青を採用、正面貫通扉を中央に配置し、連結運転時に常時通り抜けが可能です。
まずは1編成を投入し、2025年度以降も継続して導入される予定です。