長崎電気軌道は2018年6月8日(金)、現役最古の木造ボギー車である160形「168」号の運転を行います。
今回の運転は、6月10日が「路面電車の日」であることを記念して行われるものです。運行時間は、午前が10時から11時11分までの間、午後が14時55分から16時5分の間です。なお、「168」号では「長崎スマートカード」が利用できないほか、雨天時には運行を中止します。
「168」号は、1911年5月に、のちに西鉄北九州線となる九州電気軌道の「23」号として、川崎造船所、現在の川崎重工業によって製造された車両です。その後、福岡市内線を経て、1959年に長崎電気軌道に譲渡されました。1968年のワンマン運転開始時までは、第一線で活躍したほか、1973年2月頃までは、朝ラッシュ時の増発用として使用されていましたが、それ以降、記念日やイベント時以外は運行されていません。
詳しくは、長崎電気軌道のウェブサイトを参照ください。