日立製作所、台湾の次世代都市間特急車両を600両受注

日立製作所は2019年1月15日(火)、台湾の現地法人である台湾日立アジアパシフィックが、台湾鉄路管理局(TRA)と、その調達代行機関である台湾銀行から、都市間特急車両12両編成50本を、約443億台湾ドル、日本円で約1,600億円で受注したと発表しました。

TRAは2015年からから2024年までの「全体調達および車両交換の計画」を定めており、鉄道の輸送力向上、老朽車両の更新のため、新造車両の大型調達・増備を進めています。今回の受注は、この計画に基づくものです。日立が供給する車両は、2021年以降に納入され、台湾全土を走行する都市間特急として、順次営業運転に投入される予定です。

なお、日立製作所は長年に渡り、台湾でも車両・変電設備などを納入しています。特に2007年に営業運転を開始したTEMU1000形車両、通称「太魯閣(タロコ)号」は、台湾初の振子式特急電車として活躍を続けており、その運行実績やアフターサービスなどで、高い評価を受けています。

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