JR東海、リニア静岡工区掘削に向け県との環境保全協定目指す

ニュース画像:リニア改良型試験車 - 「JR東海、リニア静岡工区掘削に向け県との環境保全協定目指す」
リニア改良型試験車

©JR東海

リニア中央新幹線の静岡県内の部分での着工を目指し、JR東海の金子社長は2020年6月26日(金)、静岡県庁の川勝知事と面会しました。この際、トンネル掘削の前段で行うヤード整備に関し、知事から自然環境保全協定の締結が必要と説明があったことに対し、JR東海は協定締結に前向きな姿勢を見せています。

協定は、ヤード整備を行う場合、これまで進めてきた作業員宿舎の整備と合わせ、改変面積が5ヘクタール(ha)以上となるため、県の条例で締結が必要とされています。

静岡県側は、面会後の記者質問で、ヤード整備の内容に含まれる濁水処理設備の設置、坑口予定箇所の整備などについて、トンネル本体工事と一体で、一切認められないと説明しています。JR東海は、この発言を受け、ヤード整備を進めることについて、それが困難であることや、その理由について直接、書面で回答するよう静岡県に求めています。

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