高輪ゲートウェイ駅、ロボット活用に向けた実証実験

JR東日本は、2020年3月に開業した高輪ゲートウェイ駅で、より安全な駅環境づくりと2024年度のまちびらきを予定している第I期品川開発プロジェクトでの導入を目指し、7月以降、各種ロボットの実証実験を開始しています。

7月から、自律移動型の消毒作業ロボット「CLINABOCL02」を使用し、駅の構内情報をもとに人が歩く程度の速度で移動し、消毒剤を霧状に噴霧して消毒作業を行います。今回の実証実験では、手すりやベンチなど、手が触れる場所を重点的に消毒しますが、将来的には、車両内でのロボットを活用した消毒作業を検討する予定となっています。

また、自律移動型の手荷物搬送ロボット、軽食や飲み物を運ぶ搬送ロボット、立ち乗りタイプのパーソナルモビリティ、車いすタイプのパーソナルモビリティの実証実験を行います。

8月からは、床清掃を目的とした乾式バキュームのAI清掃ロボット「Whiz」と無人警備・消毒ロボット「PATORO」による実証実験、9月から平面の床だけでなく、スロープの上り下りにも対応した、タッチパネル操作型の小型搬送ロボットを使った実証実験が行われる予定です。

なお、これらの実証実験は、高輪ゲートウェイ駅の通常は非公開のエリア、時間帯に実施されます。

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