宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をモチーフにJR釜石線・花巻〜釜石間で活躍している「SL銀河」が、2023年春をもって運行を終了します。旅客車として使用するキハ141系車両の老朽化に伴い、惜しまれつつも引退が決定しました。
「SL銀河」は、東日本大震災からの復興と地域の活性化を目指し2014年に4月にデビュー、これまで約57,000人が乗車し、そのノスタルジックな世界観を楽しんでいます。使用車両はC58形蒸気機関車239号機の牽引で4両のキハ141系のエンジン付き旅客車が急勾配の釜石線を協調運転しています。
今後の予定として、2021年は12月5日(日)までの土曜日、日曜日に運行、2022年は春から初冬まで、2023年は春のみの運行を予定しています。