「SL銀河」2023年春に運行終了 旅客車の老朽化で

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2023年に運行を終了する「SL銀河」2016年5月撮影 (お殿様さん撮影)

©お殿様さん

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をモチーフにJR釜石線・花巻〜釜石間で活躍している「SL銀河」が、2023年春をもって運行を終了します。旅客車として使用するキハ141系車両の老朽化に伴い、惜しまれつつも引退が決定しました。

「SL銀河」は、東日本大震災からの復興と地域の活性化を目指し2014年に4月にデビュー、これまで約57,000人が乗車し、そのノスタルジックな世界観を楽しんでいます。使用車両はC58形蒸気機関車239号機の牽引で4両のキハ141系のエンジン付き旅客車が急勾配の釜石線を協調運転しています。

今後の予定として、2021年は12月5日(日)までの土曜日、日曜日に運行、2022年は春から初冬まで、2023年は春のみの運行を予定しています。

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