りんかい線、新型「71-000形」導入!2025年度下期デビュー

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りんかい線の新型車両「70-1000形」エクステリア

©東京臨海高速鉄道

東京臨海高速鉄道は2023年11月6日(月)、りんかい線の新型車両「71-000形」を導入すると発表しました。1996年3月の開業時より使用してきた「70-000形」に代わる初の後継車両で、2025年度下期に第1編成(10両)の営業運行を開始予定。今後2027年度上期中までに、全8編成を導入するとしています。

「71-000形」のデザインは、現行の「70-000形」の丸みのある面影を継承しながら、海や波の“おおらかさ”を取り入れ、 前面上部のひさし形状が横方向への広がりを強調。カラーは、りんかい線らしく、東京湾ウォーターフロントの水辺の空間を表現。車内は、木目柄の妻部化粧板などに「70-000形」の面影を残しながら、ホワイトを基調にグレーやネイビーを取り入れ、“洗練された都市景観”をイメージしているとのことです。

ニュース画像 1枚目:りんかい線の新型車両「70-1000形」車内の様子
りんかい線の新型車両「70-1000形」車内の様子

©東京臨海高速鉄道

先頭車両の前面に衝撃吸収材を設置し車両構体の剛性を高めているほか、列車情報管理装置のシステムや、主要電気機器の二重系化により故障時の機能停止を回避するなど、安全性の向上が図られます。


また、全車両に防犯カメラを搭載、客室内には通話式非常通報装置を1車両あたり4台設置し、セキュリティを強化。車いすやベビーカー利用者が利用しやすいよう、床面高さを50mm下げ、ホームとの段差を低減、全車両にはフリースペースを設置するなどバリアフリー設備も充実しています。

現行の「70-000形」は、8編成が運用中。今回の新型車両導入により、製造から約20年を経過した車両は2027年頃に順次置き換えられ、姿を消すこととなりそうです。

ニュース画像 2枚目:現在運用中のりんかい線70-000形 2023年10月04日撮影
現在運用中のりんかい線70-000形 2023年10月04日撮影

©レイルラボ 天王寺アイルさん

ニュース画像 3枚目:約20年前の りんかい線70-000形 2002年08月15日撮影
約20年前の りんかい線70-000形 2002年08月15日撮影

©レイルラボ norikadさん

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