小田急50000形 2023年07月30日撮影
小田急電鉄は、2023年12月10日(日)に特急ロマンスカーVSE(50000形)が完全引退すると発表しました。現在残るVSEは「50001編成」のみ。最終日となる10日にはコースの異なる3つのツアーを開催し、最終到着地となる成城学園前駅でラストランを終えます。
特急ロマンスカーVSEは、2005年3月19日に「スーパーはこね」としてデビュー。スタイリッシュな外観、高いドーム型天井や温かみのある木を用いた車内空間などで人気を博しました。2022年3月11日に定期運行を終了、その後はツアーなどの団体専用臨時列車として運行を続け、12月10日に18年の歴史に幕を閉じます。
VSEのラストを飾る企画として、前日12月9日(土)には最後の撮影会や、海老名電車基地内を走行したのち新宿駅まで乗車できるツアーを開催、11月7日(火)12時30分から受け付けます。また、ラストラン当日の10日(日)には、3つのツアーを開催、11月8日(水)12時30分から受け付けます。いずれも小田急 旅の予約サイトにて先着順にて販売します。
このほか、12月1日(金)9時から「小田急ロマンスカー5車種ラインナップ記念硬券付きカードセット」を3,000部限定で発売。価格は2,000円、発売場所は山口証券印刷専用サイト「きっぷと鉄こもの」です。
なお、ラストラン当日の10日は、小田急アプリを通じてVSEの走行位置を確認できるとのことです。
