JR東海は2018年9月21日(金)、東海道新幹線で営業運転を予定している新型車両「N700S」の確認試験車の試験状況と、今後の試験日程について公表しました。
JR東海は、2018年3月から8月まで、N700S 16編成による基本性能試験を実施、9月にはバッテリー自走システムによる基本性能試験を実施していました。16両編成による性能試験では、「地震時のブレーキ距離の更なる短縮」や「フルアクティブ制振制御装置による乗り心地向上」などの技術項目が確認されています。
今回公表された今後の試験計画によると、10月10日(水)から約2カ月間、8両編成の基本性能試験が実施され、2019年3月頃からは、16両編成での長期耐久試験、2019年5月頃には、バッテリー自走システムによる時速約30キロメートルでの走行試験が予定されています。