北陸新幹線敦賀〜新大阪間の全駅の詳細な駅位置が判明

北陸新幹線 E7・W7系 2024年02月10日撮影

国土交通省・鉄道・運輸機構は2024年8月29日、北陸新幹線の敦賀〜新大阪間の延伸計画について、全駅の詳細な駅位置を公表しました。

各駅の位置詳細は、8月27日に開催された与党整備委員会や8月29日開催の「北陸新幹線事業推進調査に関する連絡会議」の中で示されたものです。8月7日に発表された京都駅「東西案」、「南北案」、「桂川案」に加え、小浜市内の新駅、京都府京田辺市の新駅、新大阪駅の詳細位置が明らかにされました。

小浜市内の新駅は、東小浜駅の西側、舞鶴若狭自動車道小浜インターチェンジ(IC)の南東側のJR小浜線との交点に南北方向に設けられる計画です。また、京田辺市の新駅はJR学研都市線の松井山手駅近傍に南北方向に、新大阪駅は東海道新幹線の新大阪駅南側に現駅舎に並行して設けられる計画です。

北陸新幹線（敦賀・新大阪間）詳細駅位置（案）

©鉄道・運輸機構

駅位置に関しては、8月7日に鉄道・運輸機構が示したルート案に基づいたもので、敦賀駅から京都市を経由して新大阪駅に至る区間では、ほとんどがトンネル区間となっています。国土交通省は工事の着工について、最短の場合で2026年3月頃を見込んでいるとしています。