JR東日本は、2024年8月30日(金)から10月14日(月・祝)までの期間、上野駅13番線「PLATFORM13」において「上野発の名列車」をテーマにしたアート作品の放映を開始します。
「PLATFORM13」は、上野駅13番線ホームの壁面に全17面のプロジェクターを設置、高さ約2.4m、全長約100mの巨大な映像アート空間を投影する施設です。スピーカーや電源設備、ピクチャーレールに加え、放映コンテンツに合わせた色調整機能を備えています。
今回放映されるアート作品は、上野駅の長い歴史を彩ってきた8つの名列車を、デジタルグラフィックと書道を融合させた新しい形で表現するもので、特急とき、特急あさま、寝台特急はくつる、特急ひたち、寝台特急あけぼの、寝台特急北斗星、寝台特急カシオペア、そしてE5系新幹線のはやぶさが登場します。これらの列車は、100mの壁面に映し出され、現実に列車が進入・進出するかのようなダイナミックな演出と共に、書道家の真澪(SHIN-REI)氏が書き下ろした迫力ある書道アートが組み合わさり、懐かしさと壮大さを感じさせる作品となっています。
さらに、エプソン販売と社Flybyとの協力により、生成AIを活用した鉄道画像とQRコードを融合させたプロジェクター投影の実証実験も実施されます。このQRコードをスマートフォンで読み取ると、JRE MALLサイトの名列車のグッズ特集ページにアクセスすることができます。
この取り組みは、上野駅の「Beyond Stations構想」に基づき、「文化創造HUB」として世界に向けて文化価値を発信することを目的としています。