関電トンネルトロリーバス、ラストイヤーを記念した乗車券を販売

ニュース画像:トロバスラストイヤー 記念乗車券 - 「関電トンネルトロリーバス、ラストイヤーを記念した乗車券を販売」
トロバスラストイヤー 記念乗車券

©関西電力

富山県と長野県を結ぶ立山黒部アルペンルートの黒部ダム~扇沢間で関西電力が運行している「関電トンネルトロリーバス」は、2018年11月末までの期間、ラストイヤーを記念した乗車券を販売しています。

「関電トンネルトロリーバス」で運行している現行の300形車両は、1993年から1996年にかけて導入されました。関西電力は、導入から20年近く経過し、新たな車両へ更新するにあたり、運行にかかる経済性や、全域が中部山岳国立公園内に位置する運行ルートの環境への影響性などを考慮した結果、電気バスへの置き換えを決定、2018年の運行をもってトロリーバスを廃止し、同区間は「鉄道事業」から外れます。この「鉄道事業」のラストイヤーを記念して販売されているのが、今回の乗車券です。

販売される乗車券のデザインは販売時期により異なり、4月から6月までが1964年に登場した100形、7月から8月までが1969年に登場した200形、9月から11月までが1993年に登場した300形を印刷したものになります。販売価格は、通常運賃と同じ大人1,540円、小児770円です。

また、今回販売する記念乗車券を3種類とも揃えたいとの要望に対応するため、他の時期に販売予定の乗車券のレプリカを2枚セットにした特別パックを、各2,500セット限定で500円で販売します。販売される商品は、4月から6月に200形と300形のレプリカ、7月から8月に100形と300形のレプリカ、9月から11月に100形と200形のレプリカです。

レプリカ乗車券の販売箇所は、扇沢駅と黒部ダム駅のきっぷ売り場と、扇沢駅と黒部ダムレストハウスの売店です。詳しくは、黒部ダムのウェブサイトを参照ください。

期日: 2018/11/30まで

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