東海道新幹線 金曜は“全列車運休”、東京〜名古屋は“終日運転取りやめ” 木曜に臨時「のぞみ」多数設定

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JR東海は、台風7号が関東地方に接近する2024年8月16日(金)について、東海道新幹線(東京〜新大阪間)で計画的に全列車を運休します。東京〜名古屋間では終日運転を取りやめ、名古屋〜新大阪間については1時間あたり上下線で各2本程度、「こだま」の臨時列車を運行するのみになります。同社は運転再開まで、来駅・移動を控えるよう呼びかけています。

翌17日(土)も、台風通過後の設備点検などの状況により、始発から大幅な遅れや一部列車の運休、急きょの運転見合わせなどが発生する可能性があるとしています。

これによる移動計画の変更や多客に対応するため、台風7号接近前の15日(金)に多数の臨時列車を追加で設定しています。

◾️8月15日(金)に設定される追加臨時列車
<下り>
・「のぞみ 407号」 東京 15時18分発 新大阪行き
・「のぞみ 421号」 東京 16時18分発 新大阪行き
・「のぞみ 441号」 東京 17時51分発 新大阪行き
・「のぞみ 455号」 東京 18時54分発 新大阪行き
・「のぞみ 465号」 東京 19時42分発 新大阪行き
<上り>
・「のぞみ 326号」 新大阪 09時51分発 東京行き
・「のぞみ 330号」 新大阪 10時09分発 東京行き
・「のぞみ 446号」 新大阪 18時09分発 東京行き

東海道新幹線は盛り土の上にレールを敷設している区間が多く、降雨時の運行基準を厳しくしています、これにより台風のみならず、最近は線状降水帯などによる大雨時にも運転を見合わせるケースが多発しています。今回は、台風7号による大雨や強風がすでに予報されており、急きょ運転見合わせを発表する混乱を避けるため計画的な運休を発表したとみられます。

JR東海は、17日(日)まで東海道新幹線を利用予定で旅行を中止する場合、無手数料で払い戻しを受け付ける特別対応を実施しています。乗車予定日翌日から1年以内であれば払い戻しが可能なため、台風接近時かつ運転取りやめの期間中に払い戻しのために来駅する必要がないことも呼びかけています。

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