富山県と長野県を結ぶ立山黒部アルペンルートの黒部ダム~扇沢間で関西電力が運行している「関電トンネルトロリーバス」は、2018年11月末までの期間、ラストイヤーを記念したラッピング車両を運行しています。
「関電トンネルトロリーバス」で運行している現行の車両は、1993年から1996年にかけて導入されたものです。関西電力は、導入から20年近く経過した車両を新たな車両に更新するにあたり、運行に掛かる経済性や、全域が中部山岳国立公園内に位置する運行ルートの環境への影響性などを考慮した結果、電気バスへの置き換えを決定、2018年の運行をもってトロリーバスは廃止され、同区間は「鉄道事業」ではなくなります。
ラッピング車両は、2018年がトロリーバスでの運行が最後となることを記念して運行されているもので、キャンペーン「トロバスラストイヤー」のロゴマークなどがデザインされています。
詳しくは、黒部ダムのウェブサイトを参照ください。