近畿車輛、香港MTR向け改造車を納入 2016年度2度目の出場

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香港MTRで使用されるSP1900形電車

©近畿車輛

近畿車輛は2017年1月12日(木)、同社製造車両の出場状況について情報を公表し、2016年12月26日(木)に香港MTR向けの交流電車改造車を出場させたことを明らかにしました。香港鐵路(MTR)向けの改造車の出場は、2016年度2回目となります。

近畿車輛は2014年、同社と伊藤忠商事、川崎重工の3社からなるコンソーシアムで、香港MTRから鉄道車両の改造なと新車供給の契約を受注、2015年から新車の現地納入を開始し、順次既存車両の改造を実施しています。この新造と改造は、MTRで建設されている新路線「沙中線」 の大囲(タイワイ)〜紅磡(ホンハム)駅間の開通後に、馬鞍山線と西鉄線が東西に直通する「東西走廊(East West Corridor:EWC)」の運行が開始され、車両仕様を変更する必要性から実施されるものです。

近畿車輛がこの契約により改造する車両は、東鉄線、西鉄線、馬鞍山線で使用されているSP1900形電車です。同社は2016年8月に、最初の改造車を出場させMTRに引き渡しており、12月の出場は2度目となります。

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