鉄道総合技術研究所は2017年11月2日(木)、フランス運輸・整備・ネットワーク科学技術研究所(IFSTTAR)との共同研究協定を締結したと発表しました。
共同研究協定は、IFSTTARと鉄道総研が、両機関の有する研究開発能力と研究資産を活かし、先進的、実用的な研究開発と、人材の交流と育成に関して連携することにより、鉄道や学術、技術の発展に資することを目的としています。
両者はこれまでも、2014年度から2015年度にかけて職員の相互派遣や共同研究を実施しています。今回、締結された協定では、河川橋脚基礎の共同調査研究や、基礎構造物や土構造物に関する日仏の技術基準の比較、地盤や動的相互作用問題の解析手法に関する情報交換など、土木分野を中心とした相互協力が実施される予定です。
10月24日(火)には、フランスに所在するIFSTTAR本部において協定調印式が実施され、両機関の理事長などが出席しています。