鉄道総合技術研究所は2020年2月26日(水)、VR教材「STAT-VR」を用いた線路内安全教育プログラムの開発について公表しました。
VR教材「STAT-VR」は、線路内での保守作業における事故の発生プロセスを疑似体験できるもので、模擬空間の中で作業責任者として保守作業を実施することを通じて、安全への意識を高めることができます。教材では、人の注意力の限界や、早期待避の大切さを学べるとしています。
「STAT-VR」は可搬式のシステムで、室内で3メートル×4.5メートル以上の場所があれば実施可能です。実施要員は訓練者本人のほかに操作者と保護スタッフです。VR教材の販売受付は2020年3月31日(火)に開始され、販売価格は税抜20万円、「STAT-VR」のほかにVRヘッドセットや市販のパソコン、市販の三脚を使用します。