レール凹凸管理、効率化で鉄道総研研究員が文科大臣表彰

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表彰式の様子

©鉄道総合技術研究所

鉄道総合技術研究所の田中博文主任研究員は2020年8月25日(火)、レール凹凸管理の効率化に関する研究が評価され、文部科学大臣表彰「若手科学者賞」を受賞しました。

従来、製造時や鉄道車両の走行により形成されたレールの凹凸の上を鉄道車両が走行する際、凹凸の程度によって大きな振動や騒音を生じさせていました。ただし、波長・振幅が微細のため、凹凸の状況を高精度に測定する技術が確立されていませんでした。

今回受賞した研究は、測定した音や加速度により、効率的に凹凸を評価する手法を開発、また、凹凸の状況を地上で詳細に測定できる装置を開発、実用化されました。

「若手科学者賞」は次代を担う若手研究者の自立を促し、独創性の高い科学技術の発信に貢献するため、萌芽的な研究や、独創的視点にたった研究など、高い研究開発能力を示した若手研究者を表彰する制度です。

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