バングラデシュ初の都市高速鉄道となる「ダッカMRT6号線」が、2022年12月28日に開業しました。
首都ダッカの中心地を南北に結ぶ全長約20km、16駅で構成される全線高架の路線で、今回、このうちの第一段階となる12kmが開業。車両と主要車両基地設備については川崎重工(川崎車両)が担当、全24編成144両を納入予定です。
開業当日は、ウッタラ ノース駅にて、シェイク・ハシナ首相の旗を合図に1番列車が出発、その後の2番列車には、首相を含む主要参列者が乗車し、終着駅 アガルガオンまでの試乗が行われました。
「ダッカMRT6号線」は、日本政府のインフラ輸出戦略の下、JICAによる円借款にて建設が進められている事業です。公共輸送への転換を促進し、交通渋滞緩和や温室効果ガス削減への貢献が期待されています。