JR東海 第3四半期決算、連結純利益は1,806億円 運輸収入が好調

ニュース画像:(N700S新幹線 BBsanさん 2022年08月22日撮影) - 「JR東海 第3四半期決算、連結純利益は1,806億円 運輸収入が好調」
(N700S新幹線 BBsanさん 2022年08月22日撮影)

©BBsanさん

JR東海は、2023年3月期第3四半期決算を発表しました。新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、東海道新幹線・在来線ともに利用が増加したことなどから、2022年4月から12月期の連結営業収益は対前年比48.5%増加の1兆191億円、純利益は1,806億円となりました。

増加した営業収益のうち、鉄道事業などの運輸収入は、対前年同期61.7%増の7,826億円。このうち、東海道新幹線は対前年同期66.1%増の7,202億円、在来線は対前年同期23.7%増の623億円でした。

JR東海は当期において、東海道新幹線では「のぞみ12本ダイヤ」を活用し、需要にあわせた弾力的な列車設定を実施しています。また、「貸切車両パッケージ」の販売や、「ずらし旅」「推し旅アップデート」など旅行商品等を販売。さらに、一部のN700S車内に、一時的な打ち合わせやWeb会議等に利用できる個室タイプの「ビジネスブース」を試験的に導入し、車内や駅のビジネス環境の整備に取り組んだとのこと。

在来線では7月に、約20年ぶりの在来線新形式となるハイブリッド方式の新型特急車両HC85系の営業運転を「ひだ」で開始しています。

鉄道以外の事業では、JRセントラルタワーズと開業5周年を迎えたJRゲートタワーを一体的に運営。顧客ニーズを捉えた営業施策を展開し、収益の拡大を図ったとのことから、グループ全体でも増収となっています。

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