南海本線、樽井~尾崎間の男里川橋梁の本復旧工事が完了

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本復旧工事が実施されている男里川橋梁

©南海電鉄

南海電鉄は2018年5月10日(木)、南海本線の樽井~尾崎間に架かる男里川橋梁の本復旧工事が完了し、徐行運転を解除しました。

男里川橋梁は、2017年10月22日(日)に台風21号の接近に伴う大雨の影響で、下り線の橋脚が傾斜し、運転見合わせとなりました。その後、単線運転を経て、11月23日(木・祝)に仮復旧工事の完成に伴い、上下線での運転が再開しています。

今回の本復旧工事では、傾いた橋脚を撤去し、杭基礎による鉄筋コンクリート製の橋脚が新たに設置されました。その後、仮橋脚が撤去されています。

なお、工事完了に合わせて、橋梁に異常が発生した時の検知システムも見直し、既に設置している橋梁の異状を検知する計測器と、新設した特殊信号発光機を連動させ、橋梁に異状があった場合に列車の乗務員に異状を知らせる体制を構築しました。

また、今後も安全性や保守性の向上に向けて、既存の計測器を稼働させながら、別の計測器を設置する実証試験も行われる予定です。

詳しくは、南海電鉄のウェブサイトを参照ください。

期日: 2018/05/10から

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